福岡県福岡市を拠点に、給排水設備工事などを手がける株式会社野田管工事です。
今回は、知っておくと役に立つマンションの給水管に関する基礎知識をご紹介いたします!
マンションで使われる給水管の種類と修繕工事の目安について
一般的には以下のような種類の給水管が使用されています。
◎水配管用亜鉛めっき鋼管
昭和30~40年代まで普及していた水道管です。
水道水に含まれる塩素消毒や水温などが原因で亜鉛が溶け出し、管内部に錆のこぶを形成しやすい素材であるというデメリットがあります。
このことから、定期的に修繕工事(更生工事)を行なっていたとしても、施工後10~15年程度で更新工事を実施すべきとされています。
◎水道用硬質塩ビライニング鋼管
昭和40年代から亜鉛めっき鋼管に代わって普及し、当初は20~30年程度が更新時期の目安でした。
昭和60年代には防食継手が開発され、懸念点であった継手部の腐食の問題が解消されたため、この防食継手を使用した給水管の場合は更新時期の目安が30~40年程度まで延びています。
◎ステンレス鋼管
マンションの給水管の中では最も高額ですが、最も耐用年数が長いのがこのステンレス鋼管です。
弱点とされている継手部の寿命も40年以上と他の給水管よりも長くなっています。
しかし、このステンレス鋼管が使われだしたのはごく最近の新築マンションからなので、大半の建物は『水道用硬質塩ビライニング鋼管』が使われております。
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